“人”と“想い”

ベルモニー会館で執り行う葬儀の“品質”を支える社員が、どんな意志をもって、
日々の業務と向き合っているのか。それぞれが大切にしている想いについて、語ります。

ベルモニー葬祭 高松勅使店 井原 葵(2020年入社)

※ベルモニ―葬祭の制服は令和4年8月より変更になっております。

どれだけ負担を引き受けられるか。
どれだけ想いを汲みとれるか。

私はお客様の担当として、身近で寄り添いながらご葬儀の進行をしています。大きな役割は、ご葬儀に関わる決めごとを順次確認し、各部署のスタッフと連携しながら、スムーズにお式を進めていくことです。でも一番大事なことは、それ以外のこと。どれだけお客様の負担を引き受けることができるか、心残りなく故人様との最後の時間を過ごしていただけるか、だと考えています。打ち合わせからご出棺まで、お客様と一番長い時間を過ごすのが私たちです。その間に、いろいろな話を聞かせてもらいながら、ご家族にとって、また故人様にとって最良のご葬儀になるよう準備します。そのひとつが、故人様の思い出を取り入れること。お寿司が好物だった方にはお寿司をお棺に入れさせていただき、奥さまとの晩酌を楽しみにしていた方には末期の水の代わりにビールを用意させてもらいました。それぞれの人生があるのだから、大切な人のおくり方もそれぞれ異なるのは当たり前です。なにかのパターンに押し込まず、丁寧に話し合いながら、一緒にお式を形にしていく。そのために私たち担当者は全力を尽くしています。

担当したご葬儀のことをすべてメモに残す。

担当したご葬儀のことを
すべてメモに残す。

私はベルモニーに入社して2年目。1年目より落ち着いて仕事ができるようになりましたが、まだまだ力不足を感じる日々です。だけど、これまでに経験したことを残さず次のステップにつなげたいと考えています。そのために、私は関わったすべてのご葬儀のことをメモに残しています。自分の失敗も、お客様から教えていただいたことも、なにひとつ忘れないようにしたいのです。そして、そのメモが思いがけず役に立ったことがありました。私が担当させていただいたお客様で、短い間に2度目のご葬儀を行うことになった方がいらっしゃいます。その際に「今回も担当は井原さんにお願いしたい」と指名していただいたのです。この仕事をしていて、こんなに光栄なことはありません。さっそく一度目の時のメモを見直し、重複する打ち合わせを省き、お客様の負担を軽減しながら進行することができました。知識、技術共に学ぶべきことの多い私ですが、これからも、今の自分にできる精いっぱいのことを続けていくつもりです。

お客様のために心を一つに。
チームワークこそベルモニーの力。

お客様の状況に合わせて、故人様にやってあげたいことをひとつひとつ選んでいただける。これはベルモニーだからできることだと感じています。それを支えているのが、生花部、湯灌部などの専門部署。高い技術を持つ各部署が息を合わせて連携できるから、ご葬儀に関する幅広い要望に応えられるのです。私たち担当者がお客様から聞かせていただいた話や故人様への思いは、ほかの部署のスタッフとも共有しています。また、例えば「花がきれいだったよ」とお褒めいただければ生花部に伝えています。直接話すことがなくても、すべてのスタッフがお客様とつながっているのがベルモニーです。同じ想いを持つ仲間がいるという安心感は、私がお客様に接する時の自信となっています。

お客様のために心を一つに。チームワークこそベルモニーの力。

ベルモニー葬祭 湯灌部(ゆかん)部 鈴木 裕樹(2011年入社)

※ベルモニ―葬祭の制服は令和4年8月より変更になっております。

わずか1時間が、
大切な時間になる。

私は故人様の湯灌を担当しています。湯灌とは、故人様を入浴または清拭させていただき、着替え、整髪、お化粧などをすることです。湯灌を通じて生前と同じような姿やお顔を取り戻していただくことで、葬儀に参列した方は故人様を見て安心され、その様子を見て、ご遺族も気持ちが楽になられます。お式の一連の中で、とても大事なことを任されていると思います。場合によっては、ご遺族の方にも湯灌を手伝っていただくことがあります。亡くなったお母様に「お母さん、お化粧しないで人前に出るのが嫌だったもんね」とお化粧をされた娘さんもいらっしゃいました。最後のお別れの前に、慈しみながらご家族が故人様とふれあう姿には、いつも心を動かされます。わずか1時間ほどではありますが、湯灌は、残された方が故人様とのお別れの準備をする大切な時間でもあるのだと思います。

正解のない仕事だから、謙虚な気持ちを忘れたくない。

正解のない仕事だから、
謙虚な気持ちを忘れたくない。

湯灌は、ご遺族の想いを汲み取りながら進めていくことになります。自分に都合のいいペースで進めてはいけないし、ひとつひとつの所作も気を抜けません。黙って静かに進めていくことを望まれるご遺族もいれば、あえて賑やかに話しながら進めていくご遺族もいらっしゃいます。人それぞれ、いろいろなおくり方があるのです。これは正解のない仕事。だから、私は「慣れないこと」を信条にしています。毎回、初めての仕事だと思い、謙虚な気持ちで臨むことで、ご遺族の悲しみを感じ取ることができると考えているからです。ひとつ忘れられない経験があります。以前、ただ1人残されたご家族の方と一緒に、故人様の思い出をたくさん話してもらいながら、湯灌とご納棺をお手伝いさせていただきました。すると後日、その方から感謝とねぎらいの言葉がたくさん綴られたお手紙をいただいたのです。私の仕事は、ご遺族の方にとって本当に特別なことである。そのことを手紙を通じて実感できました。この時の感動が、ずっと心に残っています。

技術よりも経験。
仲間がいるから成長できる。

湯灌で必要な技術はそれほど多くなく、1年ほどで身に付くと思います。それでも、果ての見えない仕事だというのが私の率直な思いです。お客様と故人様との関係や想いは様々で、1人ひとりのお気持ちに応えるために、なにをするべきか、どんな言葉をかけるべきか、常に判断を迫られます。よりよい仕事をするためには、経験を積んで自分の対応力を磨いていくしかありません。ただ、心強いのは同じ湯灌部の先輩や仲間の存在です。私が尊敬する先輩は、どんな時も動じず、絶対に基本を外しません。判断に迷ったらこの人に相談できるし、その姿勢から多くのことを学びました。また同じ部署の仲間とは、毎週、それぞれが経験した儀式の話を共有しています。これがとても参考になります。自分が経験したことがない状況の話を聞いておけば、似たような状況に立ち合った時に戸惑いません。逆に、かつて経験したのと同じような状況で違う対応をした話なら選択肢が増えます。ベルモニーの湯灌部は、仲間全員で成長しています。

技術よりも経験。仲間がいるから成長できる。

ベルモニー葬祭 高松川東店 福井 晶子(2011年入社)

※ベルモニ―葬祭の制服は令和4年8月より変更になっております。

ご葬儀も、そのあとのことも、
相談できる存在でありたい。

私は葬祭ディレクター1級の資格を取得し、ご葬儀の準備からご出棺まで、お客様の担当をさせていただいています。お式の進行だけでなく、思いがけず大切な人を失った方の一番近くにいて、なんでも頼っていただくことが仕事です。ですから、ご葬儀のことだけを理解していればよいとは言えません。最近はご葬儀のあとのお墓のことや法要について相談されることが多くなりました。おそらく親戚づきあいが希薄で、相談できる相手のいない方が増えているのでしょう。そのすき間を埋めることができるのは、きっと私たち。そう考えるといくらでも学ぶべきことがある奥の深い仕事だと思います。私が大切にしているのは、お客様との信頼関係です。心地よいと感じる距離感やタイミング、トーンなどはお客様によって違います。状況によって適切な話し方を心がけ、まずは名前で呼んでいただけるようになることが関係作りの第一歩。誠実な対応を続けて心を開いていただき、お客様が安心して相談できる存在になりたいと思います。

規模の大小に関係なく、一番大切なのはご遺族の想い。

規模の大小に関係なく、
一番大切なのはご遺族の想い。

ひとつの場所に人が集まることを遠ざけるコロナ禍の影響により、家族葬を選ぶ方が増えています。その傾向は以前より感じていましたが、急速に一般化したように思います。一方で、家族以外を呼べない、なるべく簡素にしなくてはいけないなど家族葬への誤解も広がっています。家族葬であっても参列者はお客様が自由に決められますし、なにかをあきらめる必要もありません。重要なことは「故人様を安らかにおくりたい」というご遺族の想いなのです。ご葬儀の規模の大小に関わらず、私たちの仕事はご遺族の想いをしっかり聞かせていただき、後悔することがないお式にすることです。参列する方が少なくとも、心のこもったお式となるように力を尽くしています。「家族葬=形だけのご葬儀」になることが、故人様にとってもご遺族にとっても悲しいことなので、出しゃばりすぎないように配慮しながら「ご葬儀の意義」も伝えていくようにしています。

いつも全力を尽くすこと。
「仕事の姿勢」を次の世代へ。

私には憧れの先輩がいます。いつもブレることなく、お客様の目線に立って動く。担当するご葬儀が重なっても力を抜かず、常に全力で仕事をしています。先輩のまぶしい背中を追いかけて、これまで仕事を続けてきました。その私もキャリア11年目となり、新人を指導する立場になりました。お客様を担当するためには、マナー、技術、葬儀の知識、地域の慣習など覚えることがたくさんあります。また、お客様と他部署のスタッフとの架け橋になる立場でもあるので、コミュニケーション能力が求められます。その上で、一番大切なこととして新人に伝えているのが「自分の100%を出し切ること」です。どんなときも精いっぱいの力で仕事にあたる。その上で失敗したのなら成長につながるし、周りの人にも理解してもらえる。だけど手を抜いて仕事をすることは、お客様と自分を裏切ることになるのです。私が先輩から受け取ったベルモニーの姿勢を後輩へ渡す。そして後輩たちも、その先の世代へ受け継いでいってほしいと願っています。

お客様のために心を一つに。チームワークこそベルモニーの力。

ベルモニー品質

すべてのお客さまの想いに応えるために、
葬儀の“品質”を追求し続けます。

葬儀のプロ「一級葬祭ディレクター」の
県下在籍数No.1。

あらゆる宗教・宗派、地域の風習などに即した、様々な葬儀に対応できる厚生労働省認定「一級葬祭ディレクター」が、ベルモニー会館には50名以上在籍しています。お客さまにしっかりと寄り添えるよう、私たちは日々、知識・スキルだけでなく、心も磨き続けています。

※当社調べ

葬儀のプロ「一級葬祭ディレクター」の県下在籍数NO.1。

葬儀業界で初めて
「ユニバーサルマナー検定」を取得。

ご高齢の方、障害のある方、ベビーカーを利用される方など、多様なお客さまに安心してご利用いただけるよう、「ユニバーサルマナー検定」を、ベルモニー会館は取得しました。すべてのお客さまが、故人様に心残りなく想いを注げるよう、安心の環境づくりに努めています。

※主催:一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会

お客様のために心を一つに。チームワークこそベルモニーの力。

事前相談から葬儀後のお困りごとまで、
責任を持ってトータルサポート。

お通夜・ご葬儀はもちろんのこと、事前相談、葬儀後の法要・遺産相続等の手続きにいたるまで一貫して、高品質なサービスをご提供いたします。いざという時の支えとなり、お客さまのご負担を軽くできるよう、心を尽くさせていただきます。

事前相談から葬儀後のお困りごとまで、責任を持ってトータルサポート。