秋のお彼岸、ご家族でお墓参りはいかがですか 〜意味を知ると、もっと心を込めてお参りできる〜

朝夕の風が少しずつ涼しくなり、季節の変わり目を感じる頃となりました。
九月に入ると、街中でも「お彼岸」という言葉を耳にする機会が増えてきます。なんとなく「お墓参りをする時期」というイメージはあっても、その意味や由来まではご存じない方も多いのではないでしょうか。
今回は、秋のお彼岸の意味や過ごし方について、あらためてご紹介します。今年はぜひ、ご家族揃ってお墓参りに出かけてみませんか。
■ そもそも「お彼岸」とは
お彼岸は、春分の日・秋分の日を中日とした前後3日間、合わせて7日間を指します。
「彼岸」とは、仏教において故人様が到達される安らかな世界のことで、私たちが生きるこの世は「此岸(しがん)」と呼ばれます。太陽が真東から昇り真西に沈む春分・秋分の日は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考えられており、この時期にご先祖様を偲び、供養を行う習わしが古くから受け継がれてきました。
今年の秋分の日は9月23日。前後を合わせた9月20日から26日までの期間が、秋のお彼岸にあたります。日々の暮らしに追われていると忘れがちですが、こうした節目を意識することで、故人様やご先祖様への感謝を静かに思い出す時間にしていただければと思います。
■ お彼岸に行うこと
お彼岸に特別な決まりごとがあるわけではありませんが、一般的には次のようなことが行われています。
お墓参り
お墓の掃除をし、お花やお線香、故人様の好物などをお供えします。長らく足を運べていなかった方は、雑草や落ち葉が溜まっていることも多いので、少し時間に余裕を持ってお出かけください。
仏壇のお手入れ
普段はなかなか手が回らない部分まで、丁寧に掃除をする良い機会です。お花やお供え物も新しくして、心を込めて手を合わせましょう。
おはぎ・ぼたもちのお供え
小豆の赤色には邪気を払う力があるとされ、古くから彼岸の供物として親しまれています。ちなみに、春は「牡丹」にちなみぼたもち、秋は「萩」にちなみおはぎと呼び名が変わるのも、日本らしい風習のひとつです。
難しく考える必要はありません。ご先祖様や故人様を思い出しながら、できる範囲で構いません。
■ お墓参りの持ち物とマナー
久しぶりのお墓参りで、何を用意すればよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
・掃除道具 ・・・軍手、雑巾、ほうき、たわしなどがあると安心です。
・お供え物 ・・・生花、線香、ろうそく、故人様の好きだったお菓子や飲み物など。
・数珠 ・・・・・合掌の際にお持ちください。
お参りの際は、まずお墓の掃除から始め、お花やお供え物を供えた後、線香をあげて手を合わせます。お供え物は、鳥獣に荒らされたり傷んだりしないよう、帰る際に持ち帰るのがマナーとされています。また、火の取り扱いには十分注意し、線香やろうそくの火は必ず消してから帰るようにしましょう。
■ 家族で出かける、良いきっかけに
秋のお彼岸は、離れて暮らすご家族が集まりやすい時期でもあります。
お墓参りのあとに食事の席を囲むなど、ご先祖様への感謝を伝えると同時に、ご家族の絆を確かめ合う機会にしていただくのもよいのではないでしょうか。特にお子様やお孫様がいらっしゃるご家庭では、お墓参りを通じてご先祖様の存在を伝える、良い教育の機会にもなります。
暑さも和らぎ、過ごしやすいこの季節。ぜひ今年は、ご家族揃ってお墓参りに出かけてみてください。
わからないことやご相談がございましたら、ベルモニーのあんしん倶楽部まで、どうぞお気軽にお声がけください。
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